峠三昧
久しぶりの休み
今日は、峠へ行ってたくさん登りの練習をするべしと気合いが入った状態でお目覚め。
ゆっくりと朝飯を作って食べた。
昨日見ていた天気予報では、山方面は前日までに派手に雨が降っていたようなので、ロードではなく、MTBをチョイスした。雨で荒れた道でスッテンコロリンを避けたかったためだ!
ボトルには、CCDドリンク500mlと、水 500ml
補給食に、スポーツ羊羹とPower Gel梅味を1個
早く自宅から飛び出したくて、9:00前には出発した。
天気予報では、晴れの予報だったが、山の方はまだ雲が覆っていた。晴れているときは、ここからきれいに筑波山が見えるのだけれども。
今日は比較的交通量は少ないなぁと感じながら、1時間程で朝日峠の麓に到着。
本日の峠練がスタート
朝日峠は、いきなり勾配がきつくなる。
勾配がきつくなっても、ケイデンスを維持するようにして、楽をしないように。
とはいえ、MTBのメーターは、時間と心拍数しか表示されず、その他センサーは付けていないので、ほぼ感覚で走る。
勾配に応じてしっかり変速して、自分が出せる出力のギリギリを維持した。
頂上まで、およそ17分かかった。
遅っ(。>д<)
がっくししながら、裏朝日峠を下る
ここは車の往来があるようで、一時期のような、苔によるツルツル区間は無くなっていて、安心して下れた。しかし、落車したことがあるので、慎重に。
裏朝日峠を下り終え、そのままフルーツラインへ
しばらく走っていなかったけれど、イメージとは違い、走り易かった。
ジワジワと足に効いてくるアップダウンの道を走りながら、ふと思い出した。
昔のチーム練で、誰にも負けるもんかと、皆を千切ろうと必死にもがいた登りの坂。
あの時と同じように走ってみようとシッティングのままジワジワ上げてみたら、足にみなぎる力の感覚や、それに応じてドンドンスピードが上がり、あの時程ではないにしろ、まだまだ走れるじゃんと、少し自信を取り戻した。
きっちり走れたフルーツラインを後にし、湯袋峠へ
登りはじめてしばらくすると、片側交互通行になっていて、警備員のおっちゃんが、めんどくさそうに誘導していたのが、印象的だった。
それだけ、私の登りの速度が遅く、通して良いかどうか悩んでしまったんだろう。
それ以外は、ケイデンスをしっかり意識して、心拍は、180-185を推移
不思議と朝日峠を登った疲れを感じることなく走り切ることができた。
そのまま、風返峠へ突入
最初の急勾配で、心が折れかける。
しかし、ここで緩めたら今までと変わらない。負け癖がつきやがって、くそがぁ!と自分に腹が立って、悔しくなってまた踏み込む事ができた。
そこからは、スピードも乗ってきて、ちゃちゃっと登り切れた。
そのまま休むことなく、つつじヶ丘までの登りへ
湯袋峠からノンストップで登り続けて、さすがに疲れてきたが、気持ちで負けないようにしっかりと踏み込んだ。
ロープウェイ乗り場まで、一気にかけ上がった。
ここで、休憩したかったが、私のお気に入りの休憩スポットに人がたくさんいたので、直ぐに下ることにした。
風返しまで下り、そこから表筑波スカイラインを走り始めたら、白バイ3台が隊列を組んでパトロールしていた。
ありがたや
これでここで暴走車に牽かれる確率が減りますな
表筑波スカイラインを走っていたら、足が鉛のように重く感じた。このまま最短ルートで帰ろうか悩んだが、予定よりも早く自宅には戻りたくないのと、これでは普通の練習になってしまうと思い、直ぐに考えを改めた。
足はまだ痙ってはいない。
ということは、まだ走れるということだと思って、予定通り、裏不動を下った。
ここは、道が荒れていてかつ、日がほとんど当たらないので、湿っているので、慎重にくだった。
下りきって、ほのぼのとした田舎道を走った。
ここらでドリンク補給をしたかったので、自販機を探したが見つからない。
イチゴ狩りの季節にはあったんだけど、シーズン終わると撤去されちゃうのか。
諦めて、ポケットにあったpowerGelを摂取して、裏朝日峠の登りに挑んだ
足パンだけど、諦めずにしっかり踏み込む。
さすがに疲れてくると、弱気虫が出てくるが
負け癖を払拭したい
強くなりたい
勝負に絡みたい
そして、何よりもレースで勝ちたい
そんな思いを全てペダルに乗せて、気持ちで登りきった。
登りきったら、かなりヘロヘロになった。
休憩するために、パラグラ広場へ
チョコレート羊羹食べながら、ベンチに座った途端、これはしばらく休むと走れなくなるかも、と思えるくらいの疲労を感じた。
これは、座って休むよりも、足を回して回復させた方が良いやつだ。
直ぐに出発して、表筑波スカイラインのアップダウンを堪能。
疲れを越えて、何だかよく分からない感覚の中、やたら静かだなぁと感じながら、一心不乱に走っていたら、あっという間に不動峠へ到達。
今度は、表不動を下りきって、ペダルを回してみたら、スッカスカだった。休憩して補給しないと。
ということで、麓の体育館で小休止
三矢サイダーが五臓六腑に染み渡った~(>_<)
空になったボトルに、水を補給してから、出発
筑波の田んぼ道は、終始向かい風
さよなら 夏のひぃ~
と夏が始まっていないのに、山下達郎の名曲を口ずさんだが、あまりにも音痴なので、不快だったので、歌うのを止めた。
しかし、向かい風の中、力まずにしっかり集中して走れている自分に少し驚いた。
足はまだ痙っていなかったので、まだ走れるんだろうとおもったが、ここで上げても、呼吸がきつくて追い付きそうもなかったので、普通に走りました。
大通りに入ってからも、力まずに普通に。
途中から空腹感が襲ってきたが、補給食は尽きていた。残りわずかなCCDドリンクでなんとかしのいだ。
帰りに自宅近くのパン屋に寄りたかったけれど、防水財布の中は、100円が幾つかあったけれど、10円玉、5円、1円玉がたくさんあって、お会計時にスムーズに取り出せる体力もなさそうだったので、断念。
普通に真っ直ぐ自宅に戻り、練習終了。
走行時間 4:38:36
消費カロリー 3503kcal
最大心拍 190
帰宅後、直ぐにプロテインを摂取した。
バニラ味のプロテインを飲みながら、久しぶりにやりきれた練習だったなぁと、満足出来た。