偶然か、はたまた奇跡か
容赦無く浴び続けた向かい風。
足の調子はいまいちで、脚パンではないが、全く掛からない。
ふと前を見ると、脇道から自転車に乗って華麗に登場してきた女性が。その後ろ姿は知っている。だが、確証は持てないが、だが半分は、あの清爽さはあの人しかいないと思って横に並んだら、やっぱり はまもとさんだった。
ひどく驚いていたが、そりゃ当然ですね。
ヘルメットとアイウェアを付けて、誰だか分からないおっさんに突然道端で話掛けられたのだから。
信号待ちの間、少しお話しした。それまでの絶不調を忘れるくらい楽しい時間。しかし、信号青と共に先を急がせて頂いた。
本当は、しばらく並走したかった。
しかし、信号待ちしているときに、気づいてしまったのだ。 私が汗くさいことに。。。
夜勤明け、風呂入らずに寝てしまい、起きて直ぐに走り出したのだ。
風呂入っとけば良かった~と、この時程後悔したことはない。。。
☆☆☆
起きたら体のダルさはあるが、今日は夜勤明けの休みなので、走らないという選択肢は後悔すると思ったので、走る準備を。
しかし、少し体調が回復するまでゴロゴロして、10:00自宅発。MTBで。山を目指す。
どんよりとした曇り空だが、暖かく半袖ジャージ+レーパンで走れました。
走り始めてから、体の重さや足の疲れを感じていた。汗もしょっぱい。
原因は不摂生にあるので、練習の前日は、もっと食生活に気を付けようと反省。
そんなこんなで、1時間かからずに、麓へ到着。
朝日峠の舗装路を久しぶりに登った。
タイム計測を開始していたが、登っている最中、余りにもキツくて、キツくて、引き返そうという気持ちが上回りそうになるが、何のために今日ここまで来たのか、自問自答して、登り続けるという気持ちを固めてからは、キツさを忘れてひたすらペダルを踏んだ。
いつもより進まない感覚で、以前のような登りでの軽さを感じなかった。多少力んでいる気がして、肩や腕に入っていた余計な力を抜いて、黙々と登っていると、アイウェア周辺にブンブン飛び回る小さい蜂のような虫が。。。
暖かくなると、出てくる厄介なやつだ。
気にならないくらい集中出来れば良いのだけれども、今日のように体調が悪いと気になっちゃう。
堪えきれず、右手で払いのけたら、うまくヒットしたのか、居なくなった。
そこから頂上までがんばった。
タイムは、17分だった。こんだけ調子悪くても、2月に比べて1分速くなっていた。
練習続けて良かったと思える瞬間だ。
その後、トレイルに入ろうとしたら、トラックが止まっていて、何やら作業をされていたので、入れず。少しほっとした。
パラグラ広場へ行って休憩
ベンチに座っていると、太ももの裏側に違和感を感じたのと、風がひんやりして雲も厚くなってきたので、予定変更。このままパープルラインを登って、不動峠を下って帰ろうと。
パープルラインでは、出会ったハイカーの方々に元気に挨拶をして、珍しく暴走車のいない静かな道を走る。
足の調子は上がる事はないが、だからといって緩めずに、できる限りの力を振り絞って登った。
不動峠を下り、秘密の特訓場所へ数年振りに行って、フルもがき錬をしたが、完遂できず。
もう一回試す余力は残っておらず、その場を後にした。次リベンジしよう。
近くの運動公園で、ネクターを補給
休憩中に思いだした。
自宅まで、向かい風であることに。
調子悪い上に、フルもがき錬で余力がほとんど無い中の向かい風は、苦行と表現するには充分過ぎる程、かなりの我慢を要した。
特にキレイに整備されたリンリンロードは、何も遮るものがなく、容赦ない風邪との戦いとなった。
自宅に着いた時は、ヘロヘロでしたが、ダメならダメなりにうまく纏める事が出来たような気がして、少し達成感がありました。
2:53:53, HR max 183, 1964kcal