190318 JCRC 下総 2時間エンデューロ 参加レポート
約半年ぶりのレース。
冬の間のトレーニングの効果を確かめること、集団走行になれることを目的として、このレースに参戦する事にした。
特にJCRCは、私にとっては非常に走りやすく、馴染み深いレースだ。
この日のために、コンディションをしっかり合わせるべきであったが、夜勤が連続した事＋納期が近い案件が重なったことで、夜遅くまで仕事をすることが多かった一週間だった。この忙しさを考慮した練習メニュー、回復 といったものを考慮してきたつもりだったが、まさかの風邪という、完全にコンディション調整に失敗してしまった。
レース前日の土曜日。
長男の要望で、朝から出かける事になった。
土日休みが少なく、長男にかまってあげる時間が少なかったこともあり、夜勤明けの寝不足の中、長男リクエストのドラえもんの映画を見に行ったり、長男がやりたい事をあれこれ実現するために、半日を長男と過ごした。
夕方くらいから寒気が取れない事に気づき、毛布にくるまりつつ、残りを過ごした。予定ではローラーに乗る予定だったが、風邪を治すことを最優先に、しっかり寝た。
レース当日
朝起きるが、体のだるさが半端ない。特に寒気が取れない。
9時前に一旦起きるも、朝飯を食べれる状態ではなく、レースの参加を悩んでいた。
レーススタートが13:00と遅く、会場である下総も自宅から近いこともあり、ぎりぎりまで寝て回復させようと。
10:45まで寝てみたら、ある程度回復したので、レースに向かう事にした。
体調不良でDNSも頭にあったが、やはりレースに行きたいという気持ちが勝った。
とにかく、現状を把握しておきたかった。
個人で練習していると、相対的に自分がどれくらいの実力なのか分からない。
トレーニングの内容やその効果は、レースを走ってみないとわからない。
なので、今後のトレーニング計画を立てる上で、この日はどうしてもレースを走っておきたかった。
11:20には準備を終え、セーターを着こんで会場まで移動。
朝飯を食っていないので、移動中はCCD 500mlをゆっくり飲んで、少しずつカロリー摂取。
この日は奇跡的に道が空いていて、12:00には到着できるという、運は良かった。
受付して、着替えて12:20からコース試走ができたので、コースを5周ほど走ってアップ終わり。
足の状態は、良くもなければ、悪くもない。やはり体の重さを感じる。太りすぎというのもあるが、ほんの数日前まであった、いくらでも回転できるぞ、という足ではなかったが、気にしない事にした。
一旦車に戻り、補給食を食べて、2時間走れるようカロリー摂取。
12:50に召集場所へ移動して、スタートを待った。
今回は50人エントリーで、みな速そう。
寒気予防のため、私一人だけ、冬用のインナータイツと重装備。他の選手たちは軽装だ。
2周ローリング後、レーススタート。
思っていた通り、ペースは速い。皆、速い。
けれど、ついていけないペースではなかったので、先頭交代に少し加わりつつ、周回を重ねる。
周りの選手たちの走りはさすがというほど、落ち着いていて、みな綺麗にラインを守って走るので、落車の心配はなく落ち着いて走ることができたのは、本当に良かった。
レース開始から30分過ぎから、少しずつ異変が。
鼻水が止まらず、それも両穴から放出されるという。。。
手鼻したいけど、久しぶりの集団走行で少し緊張していたためか、脇に避ける事ができず、グローブで拭いていた。
レース経過 55分過ぎて、集団で中切れが発生し、先頭集団に置いて行かれた。
何とか追いつきたかったけれども、かなわず、気づくと後ろに誰もいなくて、一人で走っていた。
したら、もの凄く寒くて、冬用タイツがまるで効果をなさず、鼻水も止まらず、後ろの集団を待っても良かったけれど、これ以上走っても迷惑だろうし、仕事も納期を控えていて休めないし、レースを降りる事を決断。
スタート地点で、駐車場に抜けて、レース終わり。
1時間で27周回だった。
JCRCのスタッフの方が、大丈夫ですか？と優しく声を掛けてくれた。
こういう気遣いをして頂けるレースって、他にないので、JCRCのスタッフの温かさを感じた。
風邪である事を告げ、もう帰りますと告げて、チップを返却し、参加賞をもらって帰路へ。
セータを着込んで、温かい恰好で寒気をなくす。道中、アミノ酸を摂取しつつ、これで万全かと思われたが、左の太もも裏に少しずつ痛みが走り始めた。
次第に我慢できない痛みになってきて、ボトルでアイシングした。
まだ、左足で踏む癖が抜けていないようだ。レース中は全く意識しなかったけれど、今後の反省点だ。
自宅に帰ってからは、療養。左足をアイシングしつつ、温かい格好で過ごした。
けれど、家族と過ごしていたら、自然と回復していたのは不思議なところ。
レースを振り返る余裕もでき、スピードについては対応できていたが、体が重く感じたので、計画通りこれから減量する予定。
MTB練で出せるWは上がってきているものの、今回のレースでは、NPは224Wで、心拍は185だった。レース後、足の痛みがあったことから、これを2時間は維持できなかったと思われる。
まだまだパワー不足は否めないので、底上げの練習メニューを考えよう。
現状を把握できたので、リタイヤしたものの、収穫の多いレースだった。
後は、コンディションをしっかり合わせるように、夜勤が多くても無理のない練習計画を立てるように、改善していこうと思う。
ここら辺は、摂取する食事やサプリメントで、疲れをコントロールできるかもしれないので、今すぐ取り組む予定。
今回リタイヤしちゃったので、掛かった経費は自腹を切ることにした。
現在、スポークが折れてしまい、ホイールを修理に出さなくてはならないが、26インチのホイールなので、対応してくれるショップがあるかどうか心配。
まずは、おなじみのお店にお願いする予定。
