190114 イノシン
目覚めた時、穏やかな朝だった。
想定では、夜明け前に起きるはずだったのに、日の光がカーテンの隙間から漏れていた。
しまったぁぁぁ。今日も寝坊
お酒止めてから、ぐっすり寝れるようになって、起きれなかった。
7:30起床
朝飯食って、どこ走りに行くか悩んだ。
今日は自宅周辺の道で市民マラソン大会があって、8:50から通行止めになる。
急がないといけないのに、着替える前に少し横になったら、何故か寝てしまっていて、起きたら8:45
やっべぇ~と急いで着替えて、もう平坦コースへ行く道が封鎖されている時間だったので、北上して山へ行くことにした。
8:55自宅発。MTBで
通行止めが始まっていた大通り。交差点渡れないかなと、近くにいたスタッフのおっさんに聞いたら、自転車はいいよ~との事だったので、沿道に人が集まりつつあるなか、何とか抜け出せた。
市民のイベントに背を向け、一人つくばの山へと向かった。
最近ぐっすり寝れていたのに、体が重くて進まない感覚が離れず。こりゃ太りすぎたかな?と思いながら、向かい風の中をひたすら耐えた。
そのうちコンディションは戻るだろうと思っていたが、なかなか戻らず。
つくば市内を抜け、誰も居ない新興住宅地を走る
本格的にアップダウンの道が始まったら、ようやく体が動くようになってきた。
朝日峠の麓で、ようやく本来のコンディションに戻った気がした。
それから必死にペダルを踏みながら峠を登り始めた。
いつもは、ほとんど車は通らないのに、今日は何台も追い抜いて行った。たぶん筑波山神社へ向かう車だろうな。
日が当たる場所は暑さを感じるが、日陰は寒い。
ウィンドベストを脱ぎたいけど、微妙だったので着たまま登る。
インナーはパールイズミ製のヒートテックなので、汗をかいても寒くならない優れもの。他の一般的なインナーを試したが、汗が吸収されても蒸発されずに寒くて仕方なかった。
汗をたくさんかきながら、ようやく頂上へ
そこからさらに電波棟まで登り、トレイルに入ったら、ハイカーご一行が。
声を掛け、挨拶して少し会話してから道を譲ってもらった。気さくで良い方々だった。
その後、見晴らしがよくなった分岐まで来たら、ハイカーがたくさんベンチで休憩中だった。
年末に来たときは、ガラガラだったのに。
ベンチから立ち上がり、歩き出そうとした一団のうち、おばちゃんがあからさまな嫌な顔をこちらに向けてきて、どっちに行こうか悩んでいたが、そのおばちゃんとは違う方へ行く事にした。
眺望コースを下っていると、下の写真のように、イノシンが掘り返した後でひどく荒れていた。
せっかく整備されていた階段がぐちゃぐちゃ。
昔、ここでイノシンと向き合った事があり、そいつかなと思いながら先を進んだ。
でも以降の道は、木陰で少し薄暗い道なので、イノシンの掘り返しは無かった。
最後の方で、おじいさんとすれ違う際、道が細いので、降車して脇に待機して道を譲って挨拶したら、ありがとうと返してくれた。
こうして、少しずつ登山者とMTBerでの良好な関係を築きたいな。さっきのおばちゃんのような顔をされないように。
トレイルを走っていると、別のルートからだと思うんだけど、熊鈴の音や話し声が聞こえた。
トレイルを終えたら、おばちゃんが一人あたふたしていた。話しかけられたので、聞いてみると、ついさっき、私が下ってきたトレイルの入り口で、イノシンと遭遇したらしい。怖くて躊躇していたら、ご主人だけ先に行ってしまったらしい。
誰かとすれ違いませんでした?との質問に、すれ違いましたよ!おじーさんと。
と答えたら、
おじぃ、おじいちゃんですか?たぶん主人です
と少し戸惑われていて、しまった~。また言い方間違えたと少し反省。
ご婦人は、まだ怖くて進めないらしく、とりあえず
頂上から下ってきたけど、獣は居なかった事、鈴をたくさん鳴らしながら下ったから大丈夫だと思うこと、イノシンの掘り返しがあったけど、他にもハイカーがたくさんいたので、大丈夫じゃないですか?と答えたが、イノシンと遭遇したら、何も出来なくて怖いとの事だったので、確かに危ないなと思って、無理に入らない方が良いかもしれませんねと同意したら安心したらしく、スッキリされた表情でお礼を言われ、その場を後にした。
すっかり体が冷えてしまい、その状態で峠を下ったので、すんごい寒かった。
麓について、追い風基調の中、交通量も人も増えたつくば市内を抜け、マラソン大会が終わり、交通規制が解除された道を走り、無事帰宅。
走行時間: 2:45:59
消費カロリー:2055kcal
最大心拍数 188
これからは、休日は朝早くの方が良いな。
集中して走るのであれば。